泥まみれの死 (講談社文庫)
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ベトナム戦争の凄惨な戦場に身を投じ、死と背中合わせで撮影を敢行した、ピュリッツアー賞カメラマン・沢田教一。“日本のロバート・キャパ”とも称されたサワダの、写真とその生涯を集大成した既刊写真集の新装版。34歳の若さで戦場に散ったサワダの写真が、今も我々に語りかけているものは何か。 私が現在知っている彼の撮った写真の多くは、写真集や展覧会ではじめて見たものです。つまり、沢田の死後も、私は彼と会っているのです。──沢田サタ
本書によると、戦時中においてこれほど戦時取材を許していたのは珍しかったらしい
米軍撤退後は取材が嫌われていたとのこと
2023年のロシア・ウクライナ危機では、スマートフォンカメラの普及によって市民たちが撮影した映像がネット上に流れるようになった 写真では、戦死した兵士の姿が当たり前のように写っている
怪我をしている痛ましい兵士の姿も多い
ベトナム戦争では、ヘリコプターが非常に強い兵器となっていた
空中からの攻撃だけでなく、負傷者の回収の役割もあった
巻き込まれたベトナム人の一般市民
必死に川を泳いで逃げる家族を捉えた写真「安全への逃避」が、ピュリッツァー賞に選ばれた
ドラマ「輝ける瞬間」で映像化されているが、現在それを入手するのは難しい。。。動画配信されておらず、VHS